ZaNUKA新作第二弾 ミュージカル 「Spicy Spies (スパイシースパイズ)」
本番直前の稽古場より!


  作曲通信 第2弾 SpicySpies編  



 森敦彦

「ボス」(=チェリー)
中央政府ウェストセクション課長補佐の一見ダンディ系スパイ。ボスのふりをしているが、本当はかなり弱腰な性格。


稽古場スパイ、127号より入電・・・

127号 ・・・こちら127号。ZaNUKAの稽古場潜入に成功。場所は
     新宿区・・・。
     キャスト数は12名のはずだが、「スパイシースパイズ」の
     登場人物は20名を越え、正確な人数の確認は不可能。
     服装はジャージ、舞台衣装、普段着等を昆虫のように脱
     皮を繰り返している。
     稽古場には拳銃4丁、マシンガン1丁、着色された液体、
     試験管、盗聴器、図面、ボイスレコーダー、超小型スピー
     カー等が常備されている。
     音楽は曲名不明。オリジナル曲の模様。生演奏のように
     聴こえる。
     歌は聴かせ所あり。ダンスは見所あり。
     演技は嘘と真実の判別困難。
     ギャグ、要注意人物1名。
     チケット販売状況、好調。
     気合、十分。
     ストーリーは、冒頭バーのマスターとウェイトレス
     の会話から始まり・・・・・あ!ぎゃぁぁぁぁ!!!

(127号、黒スーツの男女に囲まれ捕えられる)
(照明FO)

みなさま、劇場でお会いしましょう!

 市瀬恭子

「サバラン」
中央政府ウェストセクション課長のセクシー系スパイ。辛口。

「イチの、ZaNUKAの片隅で」
皆さんお待たせしましたー!!(誰も待ってないって)
今日は、本番2週間前の様子をこっそりレポートしちゃいます!
先週、ほぼ完全バージョンの通しをした我々。全体像がハッキリ見え、感情が乗せやすかったものの、
各所に課題も多く発生。これから更なるシーンの煮詰めが必要になっているところです。
と、ところが、みんな仕事を持った働く社会人たちの集団。平日にはなかなか面子が揃わないのが痛いところ。そこで、各シーンの抜き稽古中心に詰めを進めていくしかありません。メンバーが揃ったシーン中心に稽古が進められていきます。
それにしても、今回の作品は私にとってもある意味初のチャレンジ。
エンターテイメント性の強い作品って、考えてみると、今までやったことなかった。(やれるレベルになかった)4年ほど前、今のメンバーの多くと出会った頃を思い起こすと今こうして「スパイシースパイ」みたいな作品に取り組めるようになったことは、感慨深いものを感じる。それぞれみんな、努力を積み重ねて成長してきた結果なのだなー、と。
おっ、いかんいかん、感傷に浸っている場合ではなかった!
レポートレポートっと。そうだ!今回のフィッシャーキングの曲が雰囲気に合っていてとても素敵。彼もどんどんクリエーターとしての力量を上げているネー。うん、頼もしいぞ!!
歌が得意なキャストも多く、歌のシーンもなかなか良いのでは?あっ、でも、ダンスが・・・。(もちろん自分も含め)要特訓ですかなー。うーーん、いつもぶつかる壁だけど、やっぱ踊りは難しいネー。
一朝一夕にしてならず。でも、今回から参加のおびちゃんが強烈セクシーな踊りを披露してくれてるからみなさん!!絶対注目ですよー!!(特に男性陣必見)
きゃあーー、もう字数オーバーでお別れが近づきました。なんか、まともなレポートになってなくてごめんなさい!!
続きは劇場で!!心よりお待ちしていまーーす!!
 小日向香奈

「ヴァニラ」
中央政府の清純派アイドル系スパイ。凄まじいブリッコ。

今回私が演じる「彼女」。「彼女」になるため、欠かせない儀式。まずは「化粧」。すっぴんだと恐ろしいほどシンプルなこの顔のままでは、「彼女」はきてくれない。化粧がすむと、今度は衣装を身に着けていく。すると「彼女」はようやく私の中に入ってきて、立ち方、歩き方、目つき、果ては思考回路まで変えてゆく。
本番が近づくにつれ「彼女」は、私の恥じらいと戸惑いにも関わらず、大胆かつ横暴になっていく・・・。
「彼女」を取り巻く「彼ら」もまた頭が痛くなるほどの個性の持主ばかりである。ZaNUKAメンバーは、悪戦苦闘しながらも「彼ら」に見事に変身していく・・・。

異文化と異価値観のぶつかり合い、もう誰にも止められないスパイ達のドラマを是非体験しに来てください!!
 塩谷伸一

「スクリュー」
中央政府の頭脳系スパイ。体は動かないが、頭と口は良く回る。

さてさて、公演まであと僅かになりました。残りチケットもあと僅かってところでしょうか。今回の公演は、僕が今まで舞台活動をしてきた中で、一番娯楽性の高いものとなりそうです。というわけで、僕自身も公演本番がとても楽しみです。
 今回の役どころは基本的に2枚目、しかもコテコテの2枚目ということで一苦労です。というのも、僕が思うに、かっこよさというのは人の内面からその人の生き様とともににじみ出てくるものであって、自分で作るものではない!と頑なに信じてきたからなんですけど。舞台となると、何を今更って感じだけど、それだけでは足りないんですよね。普段はバリバリ3の線で行ってるので、そちらに流れて行ってしまわないように努力してます。
 松井美奈子

「シャンディ」
中央政府の体力系スパイ。頭は使えないが、体は使える。

キラキラした街がどっぷりクリスマスに使っていたある日。ZaNUKA 差し入れセクションの命令により、公演の音楽を担当してくださっているN'est-ce pas?(ネスパ?)さん&FISHER KING のレコーディングに潜入してきました。普段聞いている打ち込みの音源とはまた一味違った生の音の感触とその勢いが刺激的!今回の舞台の素晴らしいスパイスとなること間違い無しです。
ダンスや芝居、歌と融合して、どんな色が出るのでしょう。お楽しみに!
普段とってもおしとやかな私ではありますが、今回は両膝両肘とお尻・・とあらゆる箇所にパットを当て、全開で動き回ります!ご希望があればあなたのところまで転がって行きます。
SpicySpies ただいま鋭意製作中!是非是非劇場にお越し下さい。
 森口成樹

「ソルベ」
中央政府のベテランスパイ。ラムの正体を疑っている。
第2回公演まで残すところあとわずか。冬の寒さに負ける事なく、みな熱く燃えています。
年をまたいで取り組んでいるこの作品、必見です!
2004年、皆様の『観劇』&『感激』がZaNUKAで始まりますよう!
では、『SPICY−SPIES』お楽しみに!!
 杉山尚子

「ラム」
農協のレジうちから、中央政府のスパイに。恐ろしく有能。
「スパイ」なんて漫画の中だけの世界だったのが、急に身近なものに。
普段の自分とは違う人生を生きられること、それが芝居の醍醐味よね、
なんて喜んだのもつかのま・・・・き、きびしい〜、課題多し。
「頭がよくて、秘密めいてて、できる人」に見えない!!
とにかくあと2週間、がんばります。
前作とは別の顔のスギヤマをお見せできるように。
目指せ、ケイト・ブランシェット。(遠すぎ?そんなぁ。。)
 亀山菜つ子

「ドンペ」
中央政府のブルジョア系スパイ。ノーブルな笑顔で信じられないミスを連発する。
スパイもののミュージカル?!・・・ほんと、ZaNUKA主宰&脚本・演出の伊藤さやかの発想にはびっくりです。しかもキャラクターがみんな個性的で・・・・(笑)。でも、役者がみんな、自分の役にはまっちゃってるところが怖い〜!普段は隠してる裏の(実は本当の?!)性格が、引き出されちゃったのでしょうか。私、最近私生活までおかしくなっちゃってこまっちゃってます(笑)。
実は前回のZaNUKA公演、私は観客としてみてました。一目惚れしてしまったZaNUKAの舞台に今回たてることを、本当にうれしく思ってます。観に来てくださった方に楽しんでいただけるように、精一杯の心をお届けできる舞台をつくっていますので、どうぞご期待ください!いろいろなスパイ達が、皆様をお待ちしてま〜す☆
 ケン・フィルマリーノ

「マスター」
バーのマスター。その正体はウェストセクションの隠れエージェント「モンブラン」

時間が立つのは早いもので、あっという間に第二回公演。
自分がかすんでしまうしまうくらい個性的な役者に囲まれて負けてはならぬと日々がんばっております。
さぁ、よってらっしゃい、見てらっしゃい!
2004年はこれを見なきゃ始まらない。
冒険大活ミュージカル「スパイシースパイ」まもなく上演だよ〜。
この舞台には人生の酸いも甘いもスパイも全部あります。
ぜひご覧あれ!
 大黒靖子

「ちょうちょ」
西のテロリスト。表の顔は歌姫。長女。

今回いただいた役「ちょうちょ」は、その名の通りいつもふわふわひらひらの天然オンナ。3姉妹の長女にもかかわらず、“出来る”妹2人に馬鹿にされ、あきれられながらも、そのダメっぷりを堂々と披露し続けるんですよね(笑)。稽古が始まったばかりの頃はこのテンション上げが一苦労でした。特別発声練習として高音で「あ〜ん」「あは〜」を連発しながらヒールを履いて稽古場のなかを走り回る・・・共演者たちに笑われながらの役作りでした。最近はやっと慣れて来て、奇妙な発声練習こそしませんが、日常生活からこの「SPICY SPIES」の世界に切り替えるためにはかなりの集中力が要りますね。「気持ちの中から自然に出た動き」という課題をクリアするために、イメージトレーニングを積んでいきたいと思っています。いよいよ本番まであと僅か・・・エンターテイメントを意識しつつも、ひとりひとりの感情が心にグッと伝わる、そんな舞台を目指して頑張ります!!
 伊藤さやか

「ウェイトレス」
バーのウェイトレス。その正体は西のテロリスト「くも」。

ある日、古本屋の3冊100円コーナーで見つけた謎のスパイ入門書。スパイの適正診断から、嘘のつき方、スパイ引退後の生活のしかたまで書かれたその本を読んだ時、「実践的スパイミュージカル」の構想が生まれました。そして、実際には意外と地味で単調なスパイの世界に、ZaNUKA風スパイスをきかせて仕上げたのが「SPICY SPIES」です。
夜なべして「スパイもの」の映画やドキュメンタリーを見漁ったキャストとスタッフがおくる「SPICY SPIES」!どうぞ、お楽しみに!!
 中野佐知子

「かげろう」
西のテロリスト。スパイのスパイスを一人で開発した。病弱な三女。

あっという間に時間が過ぎるって、絶対にこういうことだ・・・。
そんな煽りを背後からチクチクチクチクと感じる今日この頃です。 あとニ週間後、私は「SPYCY SPICE」でカヨワイ頭脳系テロリストに なるのです。
病弱、ひ弱・・・え?それって、ふらふらしてる感じですよね?
けれど悲しいことに今は年末。美味しいもの目白押し、あったかいところにじっ と留まって食べて寝てが恒例の・・・。 それって、ひ弱くなるどころか、体質的にも気力的にも、際限無くもりもりと元 気になってしまうってコトだったりしませんか!? っていうか、それじゃまずいっていうことですよね!? わわわ!既に前科となってしまった数え切れない忘年会とクリスマスケーキ食べ まくりの事実はともかくとしても(こら) お餅にカズノコに蒲鉾に、きんとんは・・・?? ・・・あああ!我慢するなんて、悲しすぎますよそれは〜〜〜。
はてさて。こんな悲しい決意を胸に、私たちは日々頑張っております。 皆様ぜひぜひそんな私たちの身を粉にした輝きの結晶を覗きにいらしてください ませ!
え?誰ですか?ホントにその決意は実行されるか疑わしいとか囁いた人は??
ふふふ・・・テロリストのヒミツを知ってしまったとは・・・可哀想に〜〜ふふ ふ・・・。なんちゃって!

(二役)

「まいまいかぶり」(森)…青いスパイスを飲まされ、西のテロリストに加担せざるをえなくなった。「ボス」の双子の兄。
「さそり」(森口)…西のテロリスト。凶暴。
「かまきり」(塩谷)…西のテロリスト。ナイフを武器にする。
「みんみんぜみ」(ケン・F)…西のテロリスト。古参兵。


 FIHSERKING(音楽)
ミュージカル「SPICY SPIES」の音楽のお話を頂いて早くも4ヶ月が経ちました。
プロットを頂いた時にはいったいどんなお話になるのだろうと思いながら想像を巡らせましたが台本を頂いたときには想像以上の世界を見せてくれました。喜怒哀楽を十二分に含み、スピード感やエンタテイメント性を意識し、それだけでなく人間の性や真理と世界観やキャラクターの深みをバランスよく取り入れ、客席の皆様に何かを与え伝えることの出来る作品になっています。私もその台本に負けないように音の空間と呼吸にこだわりをもって作曲をさせて頂きました。
舞台の上で繰り広げられる世界の中に音楽も客席の皆様の胸に、より一層の感動を与えることが出来れば嬉しい限りです。
本番まで日数が残り僅かとなり出演者・スタッフ一同は追い込みに入り稽古場で苦労していますが、素晴らしい舞台を皆様にお贈りできる日がとても楽しみです。
 横山登(制作) “Spicy Spies”もいよいよ本番間近。
制作スタッフも、稽古場行って、劇場行って、買い出しやら、ものづくりやら、打ち合わせやらでドタバタ。 しかも今回はスパイもの。“だましとあざむき”の世界を、キャストが思いきり演じ られるよう、できるかぎりサポートしていきます。 なんたって、相手を“だます”のは、スパイも演劇も、同じくらい古いのだから。
劇場という空間で、どれだけのお客さまが、キャストの演じる世界に“だまされて” いただけるか、 今から楽しみです。 みなさまももぜひ、“Spicy Spies”に、だまされに来てください。
 うらら(音楽) ZaNuka 目撃情報!
9月。飛んだり跳ねたり回ったり。挙句の果てに縄跳びしながら「外郎売り」。
10月。取っ組みあいに銃撃戦。半端じゃない運動量。縄跳びはこのためだったか。
11月。ダンスダンスダンス!中心で一際華麗に踊るのは!おや、某振付K先生でしたか。
12月。セリフ、歌、ダンスに殺陣。気迫、色気、スピード、体力、頭脳、表裏、駆け引き・・・これは見ないと損しそう!
1月。さらに洗練されたメンバーの姿が、神楽坂にて公開されるらしい!との情報ゲット!しかも残席も徐々に少なく…こんなことしてる場合じゃないや
「すみませ〜ん、チケット1枚〜」
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